囲碁・将棋の永世称号或いは名誉称号で獲得しやすいタイトルと、獲得が難しいタイトルを知りたいのですが…。
ついでに、今までの永世称号或いは名誉称号を獲得した棋士はどれだけいますか?。また、それらの棋士は、どんな永世称号或いは名誉称号を獲得したのでしょうか?。
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囲碁の場合は規定が有るのです、最低5期位連続同じタイトルを取らなければ成りません。
棋聖は6年連続、本因坊は7連覇、
名誉タイトルは囲碁では60年ぐらいの歴史の中で8人しか居ません、どれも運と実力に裏打ちサレテイマス。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%8B%E5%A3%AB_(%E5%9B%B2%E7%A2%81...
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(将棋)
bamboo_from_tokyoさんの回答で十分だと思いますが、一つ補足を………
正確にはタイトル戦ではないのですが、「名誉NHK杯」という称号があります。
これは、NHK杯を通算10回優勝すれば獲得できるという称号です。
しかし、NHK杯は前回優勝者でさえ本戦二回戦までのシード、つまり一回優勝するのに最低五連勝必要な棋戦です。
それに加え他タイトルと比べてもトップクラスに厳しい通算10回条件………きつすぎます。
将棋棋士でNHK杯の優勝回数が最も多いのは大山康晴15世名人の8回ですが、既に故人。
現役棋士で可能性の高そうなのは羽生二冠の6回ですが、これもかなり難しそうです。
囲碁では、坂田栄男九段が11回優勝して名誉NHK杯称号を獲得しているそうです。
ちなみに、将棋で王座とNHK杯のみが『永世』ではなく『名誉』称号となっているのは、主催社が同じなため、囲碁に称号を合わせたためだそうです。
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将棋の永世称号については、日本将棋連盟サイト中のQ&Aに記載がありましたので、抜粋掲載しておきます。
(2008年3月14日現在)
称号 / 条件 / 該当棋士
永世竜王/連続5期もしくは通算7期保持/該当者無し
永世名人/通算5期保持/(故)木村義雄・(故)大山康晴・中原誠・谷川浩司・森内俊之
永世十段/通算10期保持/(故)大山康晴(『九段戦』時代の獲得を含む)・中原誠
永世棋聖/通算5期保持/(故)大山康晴・中原誠・米長邦雄・羽生善治・佐藤康光
永世王位/連続5期もしくは通算10期保持/(故)大山康晴・中原誠・羽生善治
名誉王座/連続5期もしくは通算10期保持/中原誠・羽生善治
永世棋王/連続5期/羽生善治
永世王将/通算10期保持/(故)大山康晴・羽生善治
※名誉王座の獲得期数には第1回から第30回(準タイトル扱いの時代)も含む
※十段位は竜王位の前身タイトルであり、現在は行われていない。
獲得難易度については、条件面だけで見ると「通算5期」だけが条件となっている『永世棋聖』になるでしょうね。条件だけなら『永世名人』も通算5期で同じですが、こちらは挑戦・防衛の難易度が桁違いに高いので、敢えて外しました。
難しい方ですが、通算獲得数の条件が無く「連続5期」だけが条件であり防衛を重ねない限り獲得できない『永世棋王』が、意表をついて一番難しい様な気がします。
<追記・修正>
十段位に関する補足追記、及び 一部文章の修正をさせて頂きました。
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