何で将棋の駒のじはあのような字になったんですか?
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将棋の駒の字体は、長い歴史を経て
錦旗
菱湖
水無瀬
などといった書体が主になっています。
(ごく安い駒に使われる、極度に簡略化された書体は除きます)
これらの、普及している書体の共通点は「将棋を指していて見易い、見間違えない」といったことです。
特に、プロ棋士のタイトル戦の場合は、
「秒読みで時間が無く、駒を見間違えてメチャクチャな手を指した」
とか
「見難い書体の駒を使っていて、盤面を見ながら長考しているうちに目が回ってきた」
などと言ったことがあってはなりませんので、上記の3つのような「読みやすい書体」の駒が使われます。
色や木目も「棋士の目を刺激しないもの」が選ばれます。
他にも書体はいろいろありますが、読み難い書体の駒はあまり作られず、売れません。
http://8ya.net/suiki/shotai/index.html
で、別に「明朝体」とか「ゴシック体」とか「丸文字」といった「将棋の駒に使われない字体」で将棋の駒を作ってはいけない、といったルールは全くありません。
そういう駒を作っても買う人がいないと想定されるため、作られない、売っていないだけです。
質問者さんが、駒師さんに個人的に注文して、代金を「前金で支払えば」、例えば「ゴシック体の駒」を作って貰えると思いますよ。
駒のランクにもよりますが、「字母」を新規に作らねばなりませんので、50万円くらいは覚悟して下さい。
ただ、駒師さんから「どうせ作るなら、普通の書体で作った方が良いと思いますが」と言われるでしょうけど。
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あのような、ってどのような、ですか?
書体のことなら錦旗、水無瀬、清安、等々たっくさんありますけど。
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