2012年3月18日日曜日

将棋の王位戦第4局は、

将棋の王位戦第4局は、

後手優勢といわれた前例どおりに90手以上進み、先手にはなんの策もなくそのまま後手が勝利したようですが、この広瀬王位の指し方について皆さんはどう思いますか?



タイトル戦でこのような将棋を指すのはどうなんでしょうか。


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一つのレールに乗ってしまうと、なかなか変化をするのが難しい、というプロの横歩取りという戦型の厳しい特性が出てしまったということでしょう。

なんだか広瀬さんの指し方そのものを批判するような意見も多いようですが、それはプロの日々の研究を批判しているようなものです。



実は、羽生さんも名人戦の舞台で似たような敗戦を喫したことがあるのです。

http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=25781

この将棋は60手目まで前例のある将棋で、61手目に森内さんが新手を出しました。その手が結果的には勝ちを決める好手で、羽生さんは次の手に大長考をするものの、結局なすすべがなかった、という内容の将棋でした。



しかし、こういう将棋に対して「タイトル戦にふさわしくない」などという意見は、個人的には時代遅れも甚だしいし、プロ棋士に対して失礼極まりない、と感じてしまいます。表面上に現れる手は同じものでも、棋士はその場その場で自分の頭で考えて決断を下しているのですから。

羽生さんも、その(敗れた)将棋に対しては「結果は残念だけど、将棋にはこのような一面もあるので仕方ない。プロとしてそれを否定することはできない」と述べています。



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第4局終了後のブログで「責任を感じている」と、広瀬王位自ら不甲斐なさを

認めていますね。



私は新手を期待していたので肩透かしをくらった感じがしました。でも、



タイトル戦は勝ち越せればそれでいいものなので、気を取り直して防衛してもらいたいです。


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後手優勢だという情報だけは持っていたけど深く検討してみたことはなく、自分では指せる局面だと思っていたんでしょうかねぇ。だとすると、情報を鵜呑みにせずに、自分の感覚を信じて踏み込んでいった点はだけは評価します。他の棋士より自分は良い手を考えられるんだという自信の表れとも取れますから。

タイトル戦で、しかも羽生さん相手に、それをやっちゃう図太さは好きですよ。


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でも 先手の横歩取り 広瀬王位は 6戦6勝だったんでしょ?

ある程度 自信があったはずですが 長いタイトル戦の持ち時間で いろいろ考えて何か誤算があったのでしょう



次の対局に期待しましょう


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ビックリしました。「どこで新手が?」と思わせるだけ思わせて、ほとんど棋譜並べしただけで後手勝勢。これほどお粗末なタイトル戦も珍しいですね。羽生二冠自身も実戦経験のある将棋だったらしいので奇襲ということでもないみたいです。

タイトル戦で使ったからには研究の裏付けがあるはずなので、研究会でテーマになってて、誰かに「以外と先手指せるのでは?」みたいなことを吹きこまれたんじゃないですか?

まともに力勝負にしたら互角以上だと思うだけに、もったいないです(≧ω≦)

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