将棋A級順位戦。
将棋の名人戦で羽生名人(=四冠)が防衛を果たし、これにより郷田九段が今期もA級リーグで将棋を指すことになりました。
今期のA級リーグのメンバーを見てみると、タイトルホルダーが1人もいません。だからどうというわけではありませんが、このようなことは過去にもあったのでしょうか。珍しい現象だと思います。
もっとも今期順位戦が終了するまでに、10人のうちの誰かがタイトルを奪取する可能性も十分にあるのですが。
B級1組ではタイトルホルダーが3人もいます。これも珍しい現象だと思います。
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久保は例外として、羽生には強いがほかのA級棋士にやや弱い棋士が、羽生を破ってタイトルを取ったり防衛し、残りのタイトルは羽生が持っている。
今のA級は、羽生には勝ち越せないが、ほかの相手にはめっぽう強い人が集まっている。
今はたまたま、それが顕著にあらわれているのではないですか。
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羽生名人が七冠を取ったときには、
当然A級にはタイトルホルダーはいませんでしたね。
まあ順位戦は棋聖戦等のタイトル戦に比べても持ち時間が長いので、
腰の重い棋士がA級にいられるのでしょう。
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A級にまだ上がっていないタイトル保持経験者としては、中村修九段・福崎九段・屋敷九段・渡辺竜王等ですか。
似たケースはあるとは思いますが、全く不自然に感じない今年は、珍しいです。
そもそも、最近A級に上がって、そのまま残留したのが、3回目の挑戦だった郷田九段と、1回目で残った木村八段だけです。
順位1つが、0.5勝という順位戦は勝ち残るのが難しいのです。
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○今期のA級リーグのメンバーを見てみると、タイトルホルダーが1人もいません。
だからどうというわけではありませんが、このようなことは過去にもあったのでしょうか。
●その他の年の確認はしていませんが、羽生名人が7冠を達成した1996年には、A級リーグメンバーのみならず、全ての階級で一人も羽生さん以外のタイトルホルダーがいなかったことは明らかです。
「1996年2月13日 - 2月14日、4-0のストレートで、ついに王将位を奪取し、七冠独占の偉業を成し遂げました。
タイトル戦の数が7つになった1983年以降、全冠制覇は史上初で、翌日の新聞の一面を飾ったり、終局直後に生中継によるニュース速報が行われるなど、棋界にとどまらず社会全体で大々的に採り上げられました。
直後に第21期棋王戦(七冠王としての最初の防衛戦)で高橋道雄を相手に防衛に成功したので、年度の全7タイトル制覇も達成したことになります」。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BD%E7%94%9F%E5%96%84%E6%B2%BB#....
B級1組は、魔物が棲むと言われています。
余程の人でも居続けることは難しいようです。
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