将棋のタイトル戦では、2日制のケースがありますが、初日に封じ手をした後、棋士は部屋で電話をしたり、パソコンをしたり、テレビを見たりできるのですか。
対局中の棋士が他人に情報を聞いたり、封じて予想の情報を見たりしないか気になります。
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はい、自由に出来ます。
テレビでやる封じ手予想程度は、対局者にとっては予想範囲でしょう。
封じ手は大体序盤の終わりから中盤ですから、パソコンを使ってもあまり意味はないでしょう。
チェスの世界は、今はパソコンが強すぎて2日制は無くなってしまいましたが、
以前、チェスで2日制があった頃は、夜の間に他の人が対局者にアドバイスする
ことが認められていました。
これは、アドバイス禁止、とした場合、ばれずに隠れてアドバイスを受けたものが
有利になり、正直者が不利になるからです。
将棋の場合、2日制はタイトル戦だけなので、アドバイスできるとしたら
トッププロだけですが、プロの世界ではアドバイスはご法度、となっていますから
アドバイスをお願いすることもないでしょうし、またすることもないでしょう。
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タイトル戦に出るレベルの棋士ならば、
他人から情報を聞いたりしても、その程度では
影響がないでしょう。
並みの棋士より強いので、タイトル戦に出られるわけですし。
将来、コンピューターが人間より強くなる日が
きたならば、2日制タイトル戦はなくなるのかも…
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