将棋。名人 棋聖 竜王 など七つありますが それぞれタイトルをとるためのシステムを教えてください
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竜王戦は6つにランク分けされた予選トーナメントがあり、その各トーナメントで所定の成績を収めた棋士11人が本戦トーナメントを戦い、優勝した棋士が竜王に挑戦します。
名人戦は5つにランク分けされた順位戦と呼ばれるリーグがあり、最上位のA級順位戦で優勝した棋士が名人に挑戦します。
王位戦と王将戦は、予選トーナメントと最終予選となるリーグがあります。前年度リーグ残留を果たした棋士以外の全ての棋士がリーグ入りを目指して予選トーナメントを戦います。そして、前年度リーグ残留者と予選トーナメント勝ち上がり棋士で最終リーグを戦い、優勝者がタイトルに挑戦します。
王座戦・棋王戦・棋聖戦は全てトーナメントです。優勝者がタイトルに挑戦します。
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日本将棋連盟のページを見るとわかりますよ
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簡略化(?)できるところまで簡略化して説明。
詳しいシステムは省きます。
竜王…基本的に決定戦まで全てトーナメント。
ただし挑戦者決定戦は3番勝負なのでそこで1敗は可能。
タイトル戦は7番勝負→先に4勝でタイトル。
名人…A級順位戦で1位の成績になれば挑戦者に。
10名の総当りリーグなので、必ずしも全勝である必要はない。
A級に行くためには各クラスで昇級する必要がある(飛び級不可)ので
理論上挑戦にはプロになってから5年は絶対要する。
タイトル戦は7番勝負→先に4勝でタイトル。
王位…予選トーナメントを通過し、
挑戦者決定リーグ(6名×2組、許されるのはせいぜい1敗まで)の
1位同士で勝ったほうが挑戦者。
タイトル戦は7番勝負→先に4勝でタイトル。
王座…予選から決定戦まで全てトーナメント。
タイトル戦は5番勝負→先に3勝でタイトル。
棋王…決定戦まで全てトーナメント。
ただし決勝のベスト4からは「敗者復活戦」があるので、
そこまで行った棋士は1敗だけ許される。
タイトル戦は5番勝負→先に3勝でタイトル。
王将…予選トーナメントを通過し、
挑戦者決定リーグ(7名)で1位の棋士が挑戦
(5勝1敗で挑戦、というパターンが一番多い)。
タイトル戦は7番勝負→先に4勝でタイトル。
棋聖…予選から決定戦まで全てトーナメント。
タイトル戦は5番勝負→先に3勝でタイトル。
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勝ち続けることです。